2025年4月20日

新デスク - PREDUCTSの購入と鬼目ナット化

desk

もう結構前ですがPREDUCTSのデスクに入れ替えました。

実際に注文したのは以下。

電動昇降脚は別途Flexispotの公式サイトから購入しました。 購入時はセールをしていて安く手に入れられた。

鬼目ナット化について

PREDUCTSのデスク天板とFlexispotの脚は公式では木ネジでの組み立てをする形になっています。そのため、一度組み立てると脱着が困難です。

持ち家とかならいざ知れず、まだ引っ越す可能性があるので分解が出来るようにしたいという意図があります。

鬼目ナットとは木材に埋め込んで使うナットで、ボルトが真ん中の穴に締められるようになるため、家具を組立式にすることが出来ます(今調べたらノックダウン式と言うらしい)。

打ち込み式、ねじ込み式、つば付き、つば無しとバリエーション豊富ですが、今回は先行事例で最もよく利用されていたねじ込み式 つば付き を利用しました。

埋め込んだ鬼目ナットに使うボルトはトラスコの超低頭SUSキャップボルト M5x16というものを利用しました。

鬼目ナットとボルトを選ぶにあたり、重要なのがネジの規格(M5)と長さです。

規格については大体M4やM5が使われることが多いらしく、M5の方が大型で安定する分、組み立て時の位置がより厳密になります(ズレるとボルトが入らなくなる)。

長さについてはPREDUCTSの天板を貫かない長さである必要があります(天板の厚さは25cm)。

鬼目ナットを埋め込むにあたり、天板に下穴を開ける必要があります。

PREDUCTSの天板は最初から穴はあいているものの、これは木ネジでの取り付けを想定したものであるため、鬼目ナットのためにより大きな穴をあける必要があります。

この作業にはショートビットを用いた上で電動ドライバーを利用するため、今回初めて電動ドライバーを購入しました。

マキタなら安心だろうというブランドイメージだけで購入しましたが問題なく利用できています。

当然、穴は天板に対して垂直である必要があります。

これを手だけで実現する自信が無かったためこのようなガイドを用意しました。

これのお陰でボルトが斜めに留まる箇所は一つも出てこなかったので買って正解だった……。

ここまでの鬼目ナット化は、幸いなことに先行事例がかなりあり参考にさせて頂きました。

そして実際に組み立てが終わった後、デスクを移動させることを考えると重量がとてもあるため何かしらを考える必要があります。

Flexispot / PREDUCTSどちらからも脚に装着するキャスターが販売されているものの、自分はデスクを可能な限り低めにしたい点や、床に何も引いておらず直にフローリングのため凹みがつくことを懸念してカグスベールを採用しています。

これを挟み込むのにデスク自体の持ち上げが必要になるのでエアージャッキを購入しています。

nat 初めて鬼目ナットを入れた感動のシーン

振り返って良かったところ

鬼目ナット化はM4を使うやり方とM5を使うやり方がありますが、サイズが大きいほど安定するものの、穴のズレが許容されなくなっていきます。

今回ズレないようにかなり注意を払って穴あけを行ったためボルトを締められない箇所は出てこずに済んだのですが、相当気を使います。なるべくもうやりたくない。

ガイドなどもかなり用意したので天板貫きや穴が斜めになったりといったトラブルも発生しなかったのが良かったですね。

デスクがバカみたいに重いので、最初から諦めて友人に手伝いをお願いしたのは正解でした。多分頑張ったら一人でもひっくり返せるんですが全身か部屋かあるいは両方が滅茶滅茶になっていた可能性があります。

振り返って微妙だったところ

超低頭ボルトを採用したのですが、万が一六角穴がなめてしまった場合のことを考えると頭のあるタイプの方が良かったかな……と思っています。

また、座ぐり用ビットも用意したのですがムラコシの鬼目ナットはつばの部分が充分に薄かったので個人的には不要でした。

あとヨガマットを駆使して床を養生していたのですが、掃除したら普通に凹んでいる箇所があったので養生はキチンとしたほうが良いです。

天板がデカいので最初にその段ボールから開け、それの上で作業すると良さそう。

総括

preducts

PREDUCTSはかなり高価ですが、モジュールによる拡張性とスタイリッシュな見た目が個人的にかなり気に入っており満足しています。

大体マウントで必要なものは購入したつもりですが、Switch2が販売されたらそのMountモジュールの販売にも期待したいですね。